稲葉さん一家 (戸塚道場)
稲葉さん一家 (戸塚道場)
稲葉哲也さん(お父さん)、隆斗くん、渉太くんの親子3人で稽古に励んでいます。親子ならではの思いやエピソードもお聞きすることができました。
Q:極真空手をやってみようと思った動機、理由は何ですか?
A:男らしさを感じて。
Q:入門される前、どのようなご要望やお悩みをお持ちでしたか?
A:挨拶や、礼儀作法をしっかり身につけてほしい、強く逞しい男の子になってほしいと思っていました。
Q:数ある空手道場の中から極真会館を選んだ理由は何ですか?
A:偶然というか…そこに極真空手があったので。
Q:入門を決めた理由・決め手、きっかけは何でしたか?
A:小学生になったら空手をやる!と決めていたので。
親子で入門する事になり、小学校1年生の隆斗も心強く感じて。
Q:極真空手に入門して良かったと思うことは何ですか?
A:試合に出場する時の緊張感、負けた時の悔しさ、勝った時の喜びを感じられること。
日々の積み重ねの大切さ知ることが出来たし、良い仲間がいること。
痛みを知ることで、思いやりが育った。人として強くなる、その根源が極真空手にはあると思います。
Q:稽古を積み重ねて来て変わったこと、成長を感じたことはありますか?(私生活・学校・仕事など)
A:目立つ事が嫌いで、授業中も手を上げる事すら出来なかった子が、中学校では、自ら合唱コンクールの指揮者に立候補し、3年間金賞をとり、卒業式でも、卒業生合唱で指揮者を務めるまでになりました。
精神的にも強くなり、皆んなをまとめ上げる力もつきました。
ただのやんちゃ坊主だった隆斗ですが、空手を通じて、誰に対しても挨拶ができたり、優しさの中に力強さも持っている、いい子に育ったなぁと感じています。(親バカですが笑)
Q:家族で空手をやっていて良かったと思うことは何ですか?
A:親子で同じ事をやる事は、難しい思春期を乗り切る助けにも(笑)
共通の話題が出来るし、自宅でも稽古ができることが良かったです。
Q:ここまで長年続けてこれた1番の要因は何ですか?
A:「もっと強くなりたい!」、「試合で勝ちたい!」、「黒帯を取るぞ!」という、同じ目的・目標を持った仲間がいることだと思います。
Q:ここまで継続するまでにどんな壁がありましたか?また、それをどのように乗り越えましたか?
A:試合で負けてばかりいて、中々勝てないと気持ちも落ち込みましたが、気持ちを切り替え、日々の稽古の大切さを言い聞かせ、また次の試合に挑むようにしてきました。
Q:今後の目標・夢、更に高めたいことは何ですか?
A:試合で勝てる身体作ること。そして黒帯を取ること。
Q:これから入門を考えている人に、ひと言お願いします。
A:たくましく、男らしく、それでいて優しく、人の痛みがわかる男の子に育ちます!
物騒な世の中です。自分の身は自分で守り、弱い人を助けてあげられる人になれると思います。
Q:極真空手の稽古や活動を通じてのエピソードがあればお書き下さい。
A:*普段ケンカばかりしている兄弟ですが、道場では必要に応じて面倒をみているようです。やっぱりお兄ちゃんなんだなぁと思います。
*小学校を卒業する時、最後に先生たちに型を見てもらいたいと言い、披露する事に。隆斗カッコいい!の声が多く聞かれ、嬉しそうにしていた姿を、今でも覚えています。
*小学3年生、初めて参加した少年部合宿のBBQで、野菜が食べられないと肉はあげない!と先輩に言われ、肉が食べられなかったぁ…と帰って来た隆斗。次の年からは、野菜が食べられるようになりました(笑)
Q:その他、上記質問以外にあれば自由にお書き下さい。
A:今となれば笑い話しですが、高校入試のため10ヶ月あまり稽古を休んでいた隆斗。面接の最後の最後で、リュックを背負ったまま部屋を出てきてしまったそうです。
その時、あ!しまった!と思ったそうですが、家に帰って来てその話しをしながら、『今も稽古に行ってたら、部屋を出るまでリュックを背負う事なんてしなかったのに。』と。面接が終わり、ホッとしたんでしょう。
あーあ、とも思いましたが、そこで「稽古に行ってたらそんなことをしなかったのに」と言った事に少し驚きました。
道場では、最後まで礼儀をきちんとしているんだなぁと、人として、正しい行いを身に付けさせてくれている場所なんだなぁと、改めて感謝の気持ちが湧きました。
貴重なお話、ありがとうございました。