極真とは
国際空手道連盟 極真会館の概要
国際空手道連盟及び極真会館は、創始者 大山倍達の提唱した「頭は低く、目は高く、口慎んで心広く、孝を原点として他を益する」という極真精神を礎とし、極真空手道を通じて人格の淘治と心身の鍛練をはかり、社会貢献を遂行するものである。
さらに、極真空手道においては、人種、民族、国家、政治、思想、宗教、性別、年齢などによる偏見差別がなく、全ての人々が平等の権利を有することを旨とし、国際交流をもって、全世界の平和友好を目指している。
空手は武道である
すべての武道は、いずれも厳しい自己修練を課し、その奥義を極めることによって自己の人格形成、すなわち人間としての正しい道を極めることを目指すものです。
極真空手は、この武道本来の意味を全うすることを本義に置いています。
また直接打撃制、無差別による実践的空手を通し、相手の痛みを知ることによって、人間本来のやさしさを知るという理念も、極真の信ずる道です。
空手の定義
点を中心として円を描き、線はそれに付随するものなり。
空手(型)の三要素
力の強弱・技の緩急・息の調整(調節)
押忍の精神(意味)
尊敬・感謝・忍耐
極真の理念
実践なくんば証明されず、証明なくんば信用されず、信用なくんば尊敬されない。
極真の精神
極真とは、「千日をもって初心とし、万日をもって極みとする」という武道の格言から発した名称です。
完成はないと言われるほどの、厳しく険しい武道の真髄を極める意です。
極真会館に伝統的に受け継がれている精神である、「頭は低く目は高く、口慎んで心広く、孝を原点として他を益す」とは、創始者である故大山倍達自身が、長年の厳しい修行人生の中で確立した極真精神です。
また一方では、極真の挨拶「押忍」の精神には、尊敬、感謝、忍耐という精神があります。
心身を錬磨すると同時に、伝統や礼節を重んじる極真会館での修行が、実生活に活かされると信じます。
道場訓
道場訓は「空手の修業は自分自身の心と体を磨き上げる事こそが最終目的である。」とする故 大山倍達総裁の武道観、空手観をまとめたものであり、『宮本武蔵』の著者吉川英治先生が監修されたものです。
現在、世界約120ヶ国の道場で稽古の終わりに唱和されています。
一、我々は心身を錬磨し 確固不抜の心技を極めること
私達が空手を修行する目的は、自分自身の体と心を鍛えることにあり、真剣に稽古に打ち込むことで、どんなことにも動じない心と強い意思といった物を習得していかなければならない。
一、我々は武の真髄を極め 機に発し感に敏になること
私達は武道として空手の道を徹底的に追求していくことで、どんな状況でも臨機応変に対応する力と相手の心を理解する思いやりや優しさ、どんなことにも素直に感動できる心を身につけなければならない。
一、我々は質実剛健を以って 克己の精神を涵養すること
私達は自分を飾ることなく、真面目で素直に空手の修行に 打ち込むことによって、自分自身に打ち勝つ、強い心を養っていくことを心がけなければならない。
一、我々は礼節を重んじ 長上を敬し粗暴の振舞いを慎むこと
私達は礼儀を身につけ、 目上の人を敬い、人前で空手の力を誇示するような行動をとってはならない。
一、我々は神仏を尊び 謙譲の美徳を忘れざること
私達は人間の力の及ばない自然や宇宙の摂理を重んじ、神や仏を敬い、相手の事を大切にし、自分を謙遜する態度を忘れてはならない。
一、我々は智性と体力とを向上させ 事に望んで過たざること
私達は空手の修行によって、ただ肉体を鍛えさえすればいいというものではなく、知性と体力をともに向上させなければならない。それによってどんな状況でも焦らず、冷静に対処することが出来るようになる。
一、我々は生涯の修行を空手の道に通じ 極真の道を全うすること
武道として空手の修行は一生かけて追い求めるもの。一生を通じて極意に一歩でも近づこうとする姿勢、それが極真空手の本義である。
創始者 大山倍達
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館長 松井章奎
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極真の歴史
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国際空手道連盟について
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正統な極真会館とは
入門を検討中の見学・体験の方から、
『 他にも極真空手・◯◯極真の道場がありますが、どこが違うのですか? 』
と質問を受けることが少なくありません。
以下をお読みいただき、ご理解をいただければ幸いです。
「2014年松井館長より新年のご挨拶」より抜粋
正統な極真会館とは、
大山倍達総裁が創設した「国際空手道連盟 極真会館」という名称を、
一字一句変えずに活動している事、
大山総裁が「聖地」と言われた東京・池袋に総本部道場を置いている事、
そして絶え間なく恒例行事を積み重ねて活動を継続している団体である必要があります。
その意味でいえば、
大山総裁が創設した極真会館を正統に引き継いだ団体で行われている空手こそが極真空手であり、
その団体は我々の極真会館以外に存在しないということを明言します。
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2017年総本部冬季合宿 松井章奎館長講話より
極真会館を母体とした大山門下の会派がいくつかありますが、
三峰神社の冬合宿、鏡開き、また全日本大会・世界大会など、
大山総裁存命中から極真会館が行ってきた従来の活動を
ほとんど形を変えずに引き継いでいるのは、
我々の極真会館であるということもここで皆さんに改めて認識しておいていただきたいと思います。
(極真会館機関誌「ワールド空手」から引用)
仮想通貨について
現在、仮想通貨「MAS OYAMA COIN(マスコイン)」に関し多くのお問い合わせをいただいておりますが、当団体は同仮想通貨と一切関係ございません。
同仮想通貨に関しましては、発行主体の団体までお問い合わせください。
なお、当団体は、他団体に対して、当団体が用いる商号・標章を使用して営業することにつき一切許諾しておりません。
平成31年3月7日
国際空手道連盟極真会館 館長 松井章奎